─2007年11月号─「対立で感謝祭のお休みを台無しにしない方法」

L.E.T.ワークショップ修了者の方へ、

感謝祭がやってきました。まだ本当に信じられませんが、やって来たのです。さて、あなたは親戚の家や友達の家を訪問しますか、それとも自宅で過ごしますか?どのようなところへ行くにせよ、一年の中でこの時期は、とても大切でおめでたい、楽しみに満ち溢れた時間となります。そして同時にストレスの多い時期でもあるでしょう。

私達のうち幾人かは、できるだけスムーズに穏やかに休日(ボーっと休む)を過ごすのを好みます。ですから、例えば、リタ叔母さんの子供の躾についてのアドバイスにあなたは同意できないので、対決するのを避けたいと思っていたり、去年貸したお金をまだ返してくれていないボブ叔父さんにそのことをどう言おうかと悩んでいたり—–夕食と七面鳥を囲んで誰も口げんかしないことを望んでいます。なぜ私達は対立を避けようとするのでしょう?

なぜ私達の多くは対立を怖がるのでしょうか?それは恐らく、他の人との対立は他のどのような状況よりも、より多くの恐怖とストレスを引き起こすと言っても過言ではないからでしょう。そしてここに幾つかの理由をあげます。

・私達は何が起きるのかわかりません。

・私達は負けたくありません。

・私達は自分をコントロールできなくなるのを恐れています。

・私達は人間関係が壊れるのを恐れています。

人間関係における怒りや不安の多くはオープン、且つ率直に対立と向き合えないことに起因しています。それ故に、解決できない状態が続いたり、満足できない方法で問題解決されたりしています。 多くの人々は人生で何度となく対立で困難な経験をしてきています。あなたが以前経験した対立を思い起こしてみて下さい。 あなたの両親は、お互いの間で、あるいはあなたとの間で対立にどのように対処してきましたか?

人々が対立にオープンに関わるのを避けようとする主な理由は、過去の対立がしばしば不公平な方法で解決されたからです。ニーズが満たされない証拠だと認識される代わりに、それらの対立は権力争いになります。結局、そこには勝者と敗者がいるのです。

そして、私達の多くは自然と人間関係が公平でお互い様であることを望んでいるので、権力争いは人間関係の中でバランスを取り戻す方法になりえるのです—–しかし、これらの争いは必ず片方、あるいは両者がニーズを満たせないという理由で敗者のように感じてしまうという結果を生みます。

そのようなわけで、あなたがどうしているかを決して尋ねてくれないのに、自分の人生については腐るほど聞かされているあなたのいとこと雑談する代わりに、台所をウロウロしている自分自身にあなたが気づいたなら・・・・・いとこを避ける代わりに何ができるでしょう?

提案: ゴードン・モデルのスキルを役立たせて下さい。ボブ叔父さんやあなたのいとこを避ける代わりに、I-メッセージを使って今までとは異なる率直なアプローチを試してみて下さい(そして、I-メッセージには3つの要素が含まれていることを思い出して下さい。行動、影響、気持ちですね)。あるいは、リタ叔母さんの子供の躾についての強い想いを何度がアクティブ・リスニングで聞いてみて下さい。この『感謝の日』に考える材料ですね。

そして、例えば、もしあなたが不安に思っていることをシェアしたい、あるいはI-メッセージを試してみたいと思うなら、どうぞ私にE-メールを送って下さい。助けになればと思います。

平和で楽しく、おいしくて安全で記念になる、そしてストレスのない感謝祭を皆さまが過ごされることを願っています。

プログラムに関するご質問など、お気軽にお問い合わせください。

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