─2006年1月号─「新年、新習慣」
L.E.T.ワークショップ修了者の方へ
アクティブ・リスニング…I-メッセージ…問題の所有権…メソッドⅢ…行動の窓…私たちは皆、これらを全て学びました。でも、使っていますか?これらはもう、『習慣』になりましたか?
このEメール・サービス(修了者コネクション)の目的は、皆さんが学習したスキルを習慣にするのを支援し、奨励することです。これは、実際にあった、あるスーパーバイザーのストーリーです。彼は、アクティブ・リスニングを習慣にし、それがどのように彼自身、そして彼のチームメンバーを助けることになったかの話です:
「何年も私の問題の一つは、あなたが私に話しかけてきた時、その話に耳を傾けないことだと感じていました。私はリスニングを学習しました―――あなたにどう答えようかと前もって試したり、考えたりしないことを学習しました。私は前もって回答を試したり、考えたりということをよくしていました。結果、何が起こったかといえば、私は時々間違った問題を解決していたことに気づいたのです―――あなたがまだ話も途中なのに私はもう答を持っていました。それは答ではありましたが、あなたを悩ませていた問題の答ではありませんでした。これからは、誰かが問題を抱えて入ってきた時、私は単に自分の考えを遮断して、相手の話を聴き、時としてメモをとったりします。」
私たちは皆、対決的I-メッセージが使うのには最も難しいスキルでありうることを知っています。スキルが必要であるのみならず、ここで修了者の1人が述べているように勇気が時として必要となります:
私は一緒に働く近しい人に時として不満やイライラ感を抱いていました。しかし、私は相手に私の気持ちを知らせる代わりに、黙ってその状況に耐えていました。この新しい年が明けて、私の人生で上手く行っていなかったことを変えるモチベーションと勇気が沸々と沸いてきました。そして、その会社の同僚はそのリストの一番上に載っていました。相手がどう反応するかに関しての私の心配や恐怖は根拠のないものでした。私が経験したのは、彼がその状況に私と同じように不満であったということ。そして、私がその状況を変えたいと聞いて彼は安堵の表情であったということです。私たちの人間関係は損なわれないで、以前よりも良くなったようです。私が再度学習したのは、家庭であっても、職場であっても、人がある状況に不満を持っている時には、相手もその状況に不満を持っている可能性が高いということです。誰かが真っ向から問題に取り組む時、個人として関わっている双方に安心感をもたらします。そして、その時初めて、二人の人間関係は発展するチャンスを得るでしょう。それは何と素晴らしい気持ちでしょうか!
次のニューズレター―――他のゴードン・モデルのスキルを習慣にする。それまで、お元気で、ごきげんよう。:)
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