─2007年10月号─「効果的に対立を調停する方法とは」

L.E.T.ワークショップ修了者の方へ、

調停者は何をしますか?

時々、あなたの社員や管理職、同僚達は自分自身で解決できない対立を経験します。

彼らはあなたのところにやってきて、助言を求めるか、あるいはあなたは、彼らの対立を解く手助けをする調停者役を務める必要性を感じるかも知れません。

これは次のことをする最高のチャンスです。  a)対立解決の責任を彼らに任せる  b)メソッドⅢの6つのステップを通して彼らを解決へと導くために対立解決法を使う

このアプローチは、あなたの解決法を相手に押し付けるために権力を使うことで起こる問題(すなわち、抵抗、憤り、依存心の増幅)や問題を無視することで起きる問題(もし問題を解決しなければ、後で問題が深刻化しかねない)を回避できます。

調停者がしないこと:

アドバイスや意見を与える

・誰が悪くて誰が良いかを明らかにしようとする

・どちらか一方の肩を持つ

・解決策を評価する

・一番よい解決策を決定する

調停者がすること:

両者から調停者として受け入れられなければならない

・対立が起きた際に両者が相手を非難せずに彼ら自身の気持ちを表現するのを助ける(彼らがI-メッセージを送れるようにコーチングする)

・対立の起きている両者のそれぞれの言い分にアクティブ・リスニングし、両者がお互いの立場に立って聴けるように支援する

・明確にお互いの対立を定義するのを助ける—彼らのニーズが何なのかを発見するのを支援する

・No-Lose対立解決法の6つのステップを通して彼らを解決へと導く

・調停のセッションは守秘義務の原則を保つ

・中立の立場を持ち続ける

プログラムに関するご質問など、お気軽にお問い合わせください。

セカンド・ウィンド株式会社

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