─2014年5月号─「それで、あなたが言おうとしているのは...」
L.E.T. ワークショップ修了者の方々へ、
あなたの行動の窓の一番上に相手の行動がある時にアクティブ・リスニングする方法であるとほとんどの方は気づかれているでしょう。
アクティブ・リスニングに不慣れな人には役に立つ一方で(アクティブ・リスニングを試みるための時間稼ぎになります)、鬱陶しくもあります!どういう意味でしょう?あなたがもしこのオープナーや導入を頻繁に使うと、アクティブ・リスニングがロボット的あるいは型にはまったように相手には感じられるかも知れません。この方法が有効であるならばガッカリさせるつもりはありませんが、このオープナーや導入は飛ばして下さいと申し上げます。
使いたいならば、バラエティに富んだ導入を使うようにと警告いたします。人があなたの意図(ß 重要です!!!)が助けることであるとわかっているなら、あなたが何回か躓いても許容してくれるはずです。人の感情や経験を理解するには、相手の個人的な基準枠に入る試みが必要です。しかしながら、あなたが相手になることは不可能ですから、その理解に近づくことがベストです。結果的にほとんどのアクティブ・リスニングの応答は暫定的で、確認は話し手に委ねます。
アクティブ・リスニングをする際には表現にバラエティがあった方が役に立ちます。『あなたは...のようですね』など1つのフレーズを繰り返すことは、心からの応答・共感的応答ではなく機械的なテクニックを使っていると受け取られ、相手にとって鬱陶しく感じるものです。自分の認識が正確であると信じていて、話し手があなたのアクティブ・リスニングを受容している時に有効なフレーズは以下の通りです。
1. あなたは...
2. あなたは...と感じていますね
3. あなたは...のようですね
4. あなたの観点からは...ですね
5. あなたにとっては...のようなのですね
6. あなたに見えているのは...
7. あなたは...と思うのですね
8. あなたは...と信じているのですね
9. あなたは...(感情を特定します。例えば、怒っている、悲しい、大喜び)
10. あなたは...だと言っているように私には聞こえます。
11. あなたが意味するところは...
12. ...ということかしら
13. あなたに言っていることを正しく理解したかどうかわかりませんが...
14. もし間違っていたら言って欲しいのですが...
15. ...ということは可能でしょうか?
16. もしかしてあなたは...と感じているのでしょうか
あなたが明確に認識できない時や話し手があなたのアクティブ・リスニングを受け入れてくれない時に役立つフレーズは以下の通りです。
1. これがあなたの言おうとしていることですか?
2. あなたは...ということは正しそうですか?
3. あなたは...と感じているように見えますが
そして最後に大切なことを言いますが、L.E.T.受講者から先日私が聞いたかっこいいフレーズです。『あなたの行動の窓から見えるのは...』
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