─2026年2月号─「“~ということですね”と言い続けていることに疲れてしまった?」

Date: January 8th, 2026 | BY Michelle Adams

 

あなたは、あの表情を知っていますよね。

 

相手が、あなたのアクティブ・リスニングに対して、いつもの「つまり、〜ということですね…」のような返しを聞いたときに見せる、あの表情です。

 

その瞬間に、目をクルッとされて、深いため息までつかれることもありますよね。

 

えっ?!あなたはただ相手の話を聴こうとしているだけで、新しいリスニングのスキルを試しているだけなのに…。ですよね。

 

では、そうした反応が返ってくるとき、何が起きているのでしょうか。いくつかのことが考えられます。

 

  1. アクティブ・リスニングを使うタイミングが違っている。つまり、相手の行動があなたの受容ラインの下にあるのに、あなたが対決することへの苛立ちや恐れを隠して、聴くことでごまかしている場合です。本来ならI-メッセージを送るべきところで、リスニングで覆い隠してしまっているのです。人はその「自己不一致」をすぐに感じ取ります。「共感」を装った聴き方に、相手は違和感を覚えるのです。

 

  1. 毎回同じ言い回しで始めている。もう一つの理由は、あなたがアクティブ・リスニングをするたびに「つまり、〜ということですね…」から始めてしまうために、相手が「また来たよ…アクティブ・リスニングを使ってくるぞ」と思ってしまうことです。

 

もしあなたの意図が純粋に相手を聴くことであり、相手の行動が受容ラインの上にある場合には、多くの人は多少ぎこちないリスニングでも大目に見てくれます。たとえ少しロボットのように聞こえたとしてもです。

 

そして、もう一つのコツがあります。それは相手にこう伝えることです。「もっとはっきり伝えられるようになりたくて、コミュニケーションを改善したいと思っているんです。今、新しい聴き方を練習しているので、ちょっと試させてくださいね。」

 

アクティブ・リスニングは秘密にするものではありません。特に学び始めたばかりのときは、自分が何を試しているのかを相手にも共有するとよいのです。

 

では、ここからアクティブ・リスニングを始めるための(願わくば)役に立つヒントです!

 

…ちょっと待って…その前に、いくつかのリマインダーです。

 

  1. 相手の基準枠に入ろうとすること。相手の感情や経験を理解するには、その人の「個人的な基準枠」に入ろうとする努力が必要です。もちろん、あなたがその人になることは不可能なので、できるのは「近づこうとすること」だけです。

 

  1. アクティブ・リスニングは暫定的であるべき。そのため、アクティブ・リスニングの返しは「断定」ではなく、「暫定的」である必要があります。確認は送り手(sender)に委ねるのです。

 

相手のメッセージをかなり追えているときに役立つ言い方。相手があなたのアクティブ・リスニングを受け入れているときには、次の表現が役立ちます。

 

  • あなたは…
  • あなたは〜と感じているのですね…
  • 〜ということのようですね…
  • あなたの視点から見ると…
  • あなたにはこう見えているのですね…
  • あなたは〜だと信じているのですね…
  • あなたは〜な気持ちなのですね(怒り、悲しみ、喜びなど)
  • 私にはあなたが〜と感じているように聞こえます
  • あなたが言っていることはこういうことですね…
  • あなたの意味は…

 

相手のメッセージをつかみにくいときに役立つ言い方。あなたが相手のメッセージをうまく理解できないとき、または相手がアクティブ・リスニングをあまり受け入れていないように見えるときには、次が役立ちます。

 

  • もしかすると…
  • はっきり聴き取れていないかもしれませんが…
  • 間違っていたら訂正してくださいね…
  • 私にはこう聞こえたのですが合っていますか?
  • 〜という可能性はありますか?
  • たぶんあなたは〜と感じているのかもしれません
  • 理解できているか確認させてください…

 

この内容が少しでも役に立てば嬉しいです。そして、もしまだリスニングに少し不安があるなら…「つまり…」もう一度L.E.T.を受講するタイミングかもしれませんね…?

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