─2006年2月号─「I-メッセージ – 言うは易く行うは難し?」
L.E.T.ワークショップ修了者の方へ
私たちは、怒りは悪いものと教えられてきました―――怒りを感じてはいけないし、もし感じたとしてもそれを表してはいけないと。他の人は怒りやその他否定的な感情に対してとてもネガティブに反応するので、私たちはそれらを抑圧しようとします。しかしながら、私たちはそのような感情を否定することはできませんから、何とかしてそれらの感情に対処していかなければなりません。このような理由から、多くの人たちはオープンなコミュニケーションをとって、その責任をとるよりも、怒りを間接的に伝えることを選択するのです。
私たちが学習した怒りを発散させる間接的な方法とは:
頭痛、喘息、風邪等、病気になる 落ち込んだり、退屈したり、落ち着かなく、気を揉む 皮肉なコメントをする 人間関係から逃避する 第三者に愚痴をこぼす 他人の悪口を言う、批判する、冷笑する、非難する 完全に人を無視する 他の人がニーズを満たそうとする時、その妨害行為をする 激怒、暴力など 私たちが怒りを表現するのを恐れるのは無理ないですよね!このような反応はあなた個人にとっても、あなたの人間関係にとっても自己破壊的で非効果的です。このような反応はあなたの感情に対する責任をとることの助けにはなりません。怒りを表現する間接的な方法は、非常に多くの身体的・精神的エネルギーを消耗しますから、直接怒りに直面する方がいいでしょう。また、怒りが抑圧されたり、間接的に表現される方がオープンに表現されるよりも、結局は、人間関係をもっと傷つけることになってしまいます。怒りについて考える(そして、対処する)新しい方法を開発することが重要です。
まず初めに、私たちは以下のことをする必要があります:
私たちの怒りに気づき、受容する 私たちがそれを感じることを許可する その怒りを表現しても私たちが大事にしている人間関係が傷つかないような方法を学習する 怒りが代表している、その下にある感情に焦点を当てる 来月はI-メッセージについて、もっとやりましょう!
HAPPY VALENTINE’S DAY!
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