─2021年3月号─「地位に就くだけではリーダーではない⑲」
Date: March 7, 2021 | BY Dr. Thomas Gordon
(L.E.T. bookからの引用)
問題解決者としてのリーダー
誰が問題を所有するのかを決定する
「行動の窓」はどんな時でも、どの人が満たされないニーズを持つのか――生産的な仕事を妨げる問題を持つのは誰なのかをあなたが決めるのを助けてくれます。
その目的は、問題が存在していることにリーダーがいち早く気づき、その問題を診断し、人間関係を安定させ生産的な仕事を続けることができるようにするためには、どのスキルを使うべきかを知ることにあります。
では、「行動の窓」を使って、誰が次の問題を所有しているのかを、あなたが決めることができるかどうか試してみましょう。「行動の窓」の適切なセクションにそれぞれの行動をB として置いてみましょう。最初の状況はB1 と表してみましょう。[行動の窓を思い描いてください。上から、「相手が問題を持つ」「問題のないエリア」「私が問題を持つ」「私たちが問題を持つ」です。]
- あなたのチーム・メンバーの一人は、プロジェクト・ミーティングで必要な情報を報告する準備ができていません。
- 同僚は今度の人事考課が心配だとあなたに言います。
- あなたのグループは、スタッフ・ミーティングで真剣な話し合いをしています。
- グループ・メンバーが繁忙期に6 ヶ月の産休を取りたいと言ってきました。
- あなたは今年の年末までに新製品を出したいと思っています。マーケティング・マネジャーは新しいセールス・キャンペーンを開発するために、もう少し時間が欲しいと言っています。そのため、新製品のローンチは少なくとも4 ヶ月遅れることを意味します。
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