─2006年11月号─「感謝の言葉をありがとう」
L.E.T.ワークショップ修了者の方へ,
覚えている限り、感謝祭の日の夕食では、いつも私の義父がある時点で食卓に集う家族みんなに、順番にそれぞれが感謝していることをシェアするよう言うのが慣わしでした。何人かはエ~ッとか言って、居心地悪そうに椅子に座りなおし、自分のお皿を見つめたりしていました(ß–それは私なのですが)。そして、結局誰かが口火を切るのですが、その誰かというのはいつも義父でした。
『今楽しんでいるこの素晴らしい夕食に感謝します』とか、『私の家族と私が健康であることに感謝します』などというような普通の感謝ではなく、今でこそ理解できる感謝のI-メッセージの連発でした。『この日が私たちみんなにとって特別な祝日となるよう、あなた方が時間と創造性を遣ってくれたことを私は本当に感謝するとともに感心ていします。』とか、『私たちと一緒に過ごすために、あなたが飛行機で飛んできてくれたことに感謝します。何故なら、私はあなた方と時間を過ごしたり、おしゃべりをすることがとても好きだからです。』 などなど。
これらのメッセージにはたくさんの意味あいがありました。これらのメッセージには深いレベルで人々を感動させました。何故なら、これらのメッセージは具体的で、心から出たもので、パーソナルだったからです。もちろん、それらはあまりにもパーソナルなので、一部の人にはチャレンジでした。しかし、夕食が終わる頃になると、受け入れられそうな(しゃれです)親密感と穏やかさがありました。このような夕食を共にした家族や友達は今でもその時の経験が意味のあるものであったことを覚えていてくれます。
そして私の義父が、みんながこれらの感謝のI-メッセージを送りあうことを強く主張したことを本当に素晴らしい贈り物だったと思いますし、後になって私はそのことを感謝しています。
よい感謝祭の日をお過ごし下さい!
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