[ニュースレター] 2006年11月号

─2006年11月号─「感謝の言葉をありがとう」

L.E.T.ワークショップ修了者の方へ,

覚えている限り、感謝祭の日の夕食では、いつも私の義父がある時点で食卓に集う家族みんなに、順番にそれぞれが感謝していることをシェアするよう言うのが慣わしでした。何人かはエ~ッとか言って、居心地悪そうに椅子に座りなおし、自分のお皿を見つめたりしていました(ß–それは私なのですが)。そして、結局誰かが口火を切るのですが、その誰かというのはいつも義父でした。

『今楽しんでいるこの素晴らしい夕食に感謝します』とか、『私の家族と私が健康であることに感謝します』などというような普通の感謝ではなく、今でこそ理解できる感謝のI-メッセージの連発でした。『この日が私たちみんなにとって特別な祝日となるよう、あなた方が時間と創造性を遣ってくれたことを私は本当に感謝するとともに感心ていします。』とか、『私たちと一緒に過ごすために、あなたが飛行機で飛んできてくれたことに感謝します。何故なら、私はあなた方と時間を過ごしたり、おしゃべりをすることがとても好きだからです。』 などなど。

これらのメッセージにはたくさんの意味あいがありました。これらのメッセージには深いレベルで人々を感動させました。何故なら、これらのメッセージは具体的で、心から出たもので、パーソナルだったからです。もちろん、それらはあまりにもパーソナルなので、一部の人にはチャレンジでした。しかし、夕食が終わる頃になると、受け入れられそうな(しゃれです)親密感と穏やかさがありました。このような夕食を共にした家族や友達は今でもその時の経験が意味のあるものであったことを覚えていてくれます。

そして私の義父が、みんながこれらの感謝のI-メッセージを送りあうことを強く主張したことを本当に素晴らしい贈り物だったと思いますし、後になって私はそのことを感謝しています。
よい感謝祭の日をお過ごし下さい!

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〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-8-10-601 エスタシオン高円寺

[ニュースレター] 2006年9月号

─2006年9月号─「レッテル貼り」

L.E.T.ワークショップ修了者の方へ,

何か出来事があった時、実際に起きたこととあなたの解釈との間に相違が生じることがあります。人が出来事を観察して、推測し、解釈し、判断し、評価を下すことは自然なこと、普通のことです。

しかし、多くの人は自分の解釈をその状況の下での事実と混同しています。このワークショップでは、皆さんが特に問題が存在する時に、事実を元に会話を始めるようにコーチングします。レッテル貼りの問題は、それが相手の意図や動機についての詮索が常に含まれる点です。それは、相手の頭の中にしか存在しないものなのに。他人の行動についての私たちの解釈がどれだけ熟練しているとしても、私たちは他人が行動する原因が何なのかを確実に知ることはありません。

解釈の危険性としては、解釈にこだわってしまい、コミュニケーションのより効果的な方法を見誤ることです。私たちは過去に起きた出来事を変えることはできないけれど、私たちがその出来事をどう認識するか、どう解釈するかを選択することは自由にできます。

認識というのは私たちが人生で経験したすべてのものに影響を受けます。どこで生まれたか、どこで学校に通ったか、両親はどのような人だったか、私たちの宗教であったり教育であったり。それは、他人の行動についての見方が特定の観点からになったり、バイアスがかかったりすることに影響します。

あなたが実際に他の人がすることを見たり聞いたりする時に、実際に見聞きすることとそれらをあなたがどのように解釈しているかの違いを区別するよう気をつけて下さい。これは、あなたの解釈が間違っているとか正しいとかを意味するのではありません。ただ、コミュニケーションを事実――あなたが実際に観察したことに基づいて始めた方がより効果的であるということです。

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[ニュースレター] 2006年8月号

─2006年8月号─「あなたは本当に怒っているのですか?それとも....?」

(『感情の氷山』についての学習)

L.E.T.ワークショップ修了者の方へ

先月、私はよりよいI-メッセージを送る方法についてお話ししました。一つの方法としては、あなたを動揺させていること、悩ませていること、あるいは嫌な気持ちにさせることに焦点を当てることでした。
 もし、あなたが怒ったI-メッセージを送っていたとしたら、あなたは多分本当の自分の気持ちに向き合っていないといえるでしょう。怒りの後ろにある他の感情を特定するのを助ける理論についてお話ししましょう。私たちが感情について話す時、下記に示す『感情の氷山』というビジュアルを使います。

-怒りは多くの受容できない行動に関連して起こる共通で適切な感情です。
-しかし、自分のI-メッセージの中の感情を構成する要素として、習慣的に怒りを使用することは、問題を引き起こしかねません。
-怒りは氷山の一角のようなものです。それは、あなたが他人に見せる部分です。時として、あなたは強がったり、荒れたり、攻撃的になったり、脅したりというように振る舞い、本当に存在している本来の感情を隠そうとします。
-あなたは、他の人に『お優しい』とか弱いと思われたくはありません。嘘の自分を装って、あなたの本当の感情を見せまいとします。
-『私は怒っています』というのは、通常、他の人には『私はあなたに怒っています』あるいは『あなたは私を怒らせた』というように解釈されます。それは実はYou-メッセージであり、I-メッセージではないのです。
-怒りはアグレッシブに、あるいはノン・アサーティブのどちらかで表現されます(沈黙するような場合)。
-怒りのメッセージがどのような形式をとろうとも、You-メッセージのように相手はけなされたり、非難されたり、うしろめたいとかの感情を持ちます。
-怒りは、あなたが最初の感情を経験した後、あなたによって生み出された何かなのでしょう。
-あなたの本来の感情に向き合い、それをあなたのI-メッセージに入れることは、他の人があなたの状況を理解するのにより役立ちます。
-水(怒り)の下で、あなたは多くの異なる感情を経験しているかも知れません―――傷ついた、恐れ、拒否、心配、嫉妬、寂しさなど。
以下に、『怒り』のI-メッセージの例をいくつか列挙します。(本来の感情はどんなものだと思いますか?):

恐れ
恥ずかしい
フラストレーション
無力感、コントロールできていない
無視された(『傷ついた気持ち』)
悲しさ

怒りがI-メッセージの感情の部分になっている時、その下に潜んでいる本来の感情を見つける方法は、次のような質問をいくつか自分にしてみることです:
他にどんな感情が、今の私の怒りを引き起こしたのだろうか? この人の行動は私を驚かせましたか?辱めましたか?私の感情を傷つけましたか?無視されたと感じましたか? もし、わたしが本来の感情に気づいたなら、私はそれを認める勇気がありますか?I-メッセージを送る時、その怒りを忘れることができますか? ところで、怒りが二次的な感情であるというこの概念をどう思いますか?あなたは、自分の本来の感情だけを含むI-メッセージを送ることができると思いますか?
また来月お会いしましょう!:)

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[ニュースレター] 2006年7月号

─2006年7月号─「よりよいI-メッセージの送り方」

L.E.T.ワークショップ修了者の方へ

 あなたは時々、自分の送ったI-メッセージは役に立ったのかしら?と思うことはありませんか?もちろん完璧なI-メッセージですらあなたの望んでいる結果になるという保証はないでしょう。 ―でも、あなたのニーズ、問題、感謝などを伝える最も効果的なスキルがここにあります。
 
 よりよいI-メッセージを送るためのいくつかの秘訣です!
 
 I-メッセージの3つの要素(行動、影響、感情)について思いだしてみることは必須です。
 
行動:
 行動はあなたが直接、見る、聞く、触る、嗅ぐ、味わう、感じるなど出来るものに限ります。
 
 他の人の態度、感情、気分、考え などは直接観察できないので行動ではありません。他の人の態度、動機、感情についてはただ推測しているにすぎません。これらの推測は完璧にあたっていることはなく、しばしば間違っていることさえあります。
 
 人はレッテルを貼られたり、判断をくだされたり、分析されたと感じる時、防衛的になります。防衛は抵抗を産み、抵抗はあなたのニーズを満たすのを塞いでしまいます。
 
 判断と行動の違いを説明するためにいくつかの例を挙げます。
 
1.   判断: 私の同僚は私を好きではない。
   行動: 私の同僚は廊下で合っても微笑みかけたり、話しかけたりしない。
2.      判断: 私の上司は不公平だ
   行動: 私の上司は私を昇給させなかった。
3.      判断: 私の友人は配慮がない。
   行動: 私の友人はしばし夜遅くに電話をかけてくる
 
影響:
 I-メッセージの中のこの要素は、どれだけあなたのニーズが阻止されたかを人に理解してもらうのを助けます。しばしばあなたの問題と同じである可能性があります。影響はあなたが望まなかったけれど、結果としてとしてそうなってしまった現実です。影響はあなたがむしろ他で使いたかった時間、お金、機会(エネルギー)の犠牲として現れます。影響として、あなたがやりたいことをするのを邪魔されることがあるかもしれません。また、物理的にあなたを傷つけたり、苦痛や不快感を味わうことになったり、ハードに働くことになるなどの影響があるかもしれません。
 
感情:
 本当の感情に触れること―――喜んで正直に感情を分かち合うことは重要なことです。
 
 感情抜きのI-メッセージへの反応として、よくありがちなのが「だから何?」という返答です。感情表現は、あなたがいかに真剣であるかを伝えます。
 
 感情は誰かあるいは何かに対してあなたが抱く感覚です。あなたは多種多様な感情―――苦しみ、喜びなどを体験しています。感情は身体の中心にあります。頭ではありません。(高まる胸の鼓動、身体の震え、吐きそうなムカつき)
 
 もし、あなたがたくさんの怒りのI-メッセージを送っていることに気づくのなら、多分それは本当の自分の感情にふれていないのではないでしょうか?(感情の氷山を思い出しましょう)私は次回、感情の氷山と感情についてお話しいたします。次回までお元気で!

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[ニュースレター] 2006年6月号

─2006年6月号─「L.E.T.がどのように家庭で役に立つか」

L.E.T.ワークショップ修了者の方へ

 ほとんど例外なく、L.E.T.のスキルが自分の配偶者や子供たちとのコミュニケーションに役に立つということをL.E.T.の修了者の方々から聞きます。職場での人間関係を改善しようと戦略を学ぼうと期待している方々の多くは、モデルが自分の持っている全ての人間関係に応用できるということを知り、ちょっと嬉しいサプライズのようです。実際に、多くの人は、まず家庭においてこの新しいスキルを試してみるのが安全で、あまりストレスがかからない方法だと認識するようです。

 以下は、私が読ませていただいた幾つかの事例です。

 『私は新しいスキルを家庭で試してみたんですが、すごくマジックみたいなんです。ちょっとだけリスニングをしてI-メッセージを送るだけで、以前は話すのも恐ろしいトピックだったことでも、実際やってみると初めて家内と解決策に向けて一歩前進しましたし、楽しむことができたのです。』

 『L.E.T.ワークショップの後、ティーンエイジャーの息子と2時間にも及ぶ会話を初めてしました。私は、この新しいアクティブ・リスニング・スキルを使って聴きました。息子をこんなに近くに感じたことはなかったです。これは驚くべき実感です。』

 『このワークショップは私の結婚生活を救ってくれると信じています。』

 『ニーズを解決策から分離するという考えは私にとって目からウロコでした。何ヶ月も違う地域に引越しをしようかどうかと決めかねていた時、私と主人で向き合って私たちの間の対立を解決することができました。私たちそれぞれの本当のニーズが何なのかはっきりした時、完璧な解決策がおのずと出てきたのです。何と大きな安堵だったことか!』

 毎月、私はL.E.T.認定トレーナーから送られてくる何百もの受講者による評価を読ませていただいています。ほとんどの修了者は、ワークショップが修了する前に、自分の配偶者や子供たち、あるいは友達にそのスキルを使ってみれば驚くべき結果がでるであろうことを報告しているのです。

 L.E.T.スキルが支援できるチャレンジが家庭にありますか?試してみてください。うまく行ったら、事例を報告してください。

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[ニュースレター] 2006年5月号

─2006年5月号─「アクティブ・リスニング―――Unplugged*」

L.E.T.ワークショップ修了者の方へ

 最近読み終えたばかりのアクティブ・リスニングに関する記事を送られました。それは、あまりにもパワフルで、あまりにもシンプルで、あまりにも驚く内容でした。今日は、それを皆さまとシェアしたいと思います。

 この記事は、アクティブ・リスニングが何なのかを知っている人にも、知らない人にも読んでいただけます。この記事は、アクティブ・リスニングが何なのかを、最強の反対論者でさえも、やってみるかと言わせるようなほど影響を与える方法で、明確に、簡単に説明していると私は思います。
 
 下記のリンクにアクセスして、記事をお楽しみ下さい!

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[ニュースレター] 2006年4月号

─2006年4月号─「BEFはどこ?」

L.E.T.ワークショップ修了者の方へ

 『お肉はどこ?(Where is the Beef?)』というキャッチ広告を覚えているでしょうか?ワークショップの受講者の1人がI-メッセージを送りたいという時に、このキャッチのバリエーションを使ったらどうかと提案してきました。

 I-メッセージをどのように送るかを学習する時、メッセージを送る前に以下の質問を自分自身にしてみることが非常に便利であるということを発見したのです・・・『BEFはどこ?』

1. B = 行動
2. E = 影響
3. F = 気持ち

 下の例でBEFを見つけられるでしょうか?

 受付の人に対して:『あなたが朝8時半にここに来て電話番をしてくれないと、とても嫌なのです。だって、誰か他の人が仕事を中断して、あなたのカバーに入らなければならないですからね。』

 同僚に対して:『あなたが私との問題についてサンディに言いに行き、私はそれをサンディから聞いてしまうと、傷つくし、頭にきてしまうのよ。だって、私たちの人間関係で築いた信頼が壊れてしまうし、この問題を解決するための情報を得られないんですものね。』
マネジャーに対して:『私は私の決定や仕事に対する才能や能力を評価してもらいたいのです。しかし、あなたが私に相談もなく、私に影響のある意思決定をする時、私はがっかりし、やる気がなくなってしまうのです。』

 I-メッセージを送るという学習の第一段階で(学習段階を覚えていますか?)、あなたは気弱になり、機械的になってしまうでしょう。練習すれば、徐々にそれはもっと自然に身につき、そんなに意図しなくてもできるようになるでしょう。しかし、どんな新しいスキルでも同様で、練習することが重要です。

 では、また次回まで、ごきげんよう!:)

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[ニュースレター] 2006年3月号

─2006年3月号─「聖パトリックの祭日を祝して!」

L.E.T.ワークショップ修了者の方へ

 それで、あなたの上司は、あなたがまだ知らないスキルを学びに行って欲しいと言いました。他の人はあなたがどのように感じているかを知ることができ、あなたは敵となる人をどのように対処すべきかを学習し、あなた自身が嘘のない人になるための方法を練習しました。

 このモデルはあなたがどのスキルを使うのが一番ベストであるかを選択するのを助けてくれます。あなたは、止めるべきGLOP(一般的なレッテル貼り)について学習しました。それは、あまり良い発見ではありませんでしたね。
あなたの学習段階がどこにあるかを計るのはとても難しいです。わかってはいるのに、学習段階の上のほうにはなかなか到達しません。歳とともにそこに至るだろうと期待すらしています。

 そして、あなたがやっとギア・シフトすることができるようになり、他の人が恐れているのを耳にする時、あなたは期待で胸を膨らませますように。何故なら、あなたはもう、家族や仲間とうまくやっていけるからです。

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[ニュースレター] 2006年2月号

─2006年2月号─「I-メッセージ – 言うは易く行うは難し?」

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 私たちは、怒りは悪いものと教えられてきました―――怒りを感じてはいけないし、もし感じたとしてもそれを表してはいけないと。他の人は怒りやその他否定的な感情に対してとてもネガティブに反応するので、私たちはそれらを抑圧しようとします。しかしながら、私たちはそのような感情を否定することはできませんから、何とかしてそれらの感情に対処していかなければなりません。このような理由から、多くの人たちはオープンなコミュニケーションをとって、その責任をとるよりも、怒りを間接的に伝えることを選択するのです。
 
 私たちが学習した怒りを発散させる間接的な方法とは:
頭痛、喘息、風邪等、病気になる 落ち込んだり、退屈したり、落ち着かなく、気を揉む 皮肉なコメントをする 人間関係から逃避する 第三者に愚痴をこぼす 他人の悪口を言う、批判する、冷笑する、非難する 完全に人を無視する 他の人がニーズを満たそうとする時、その妨害行為をする 激怒、暴力など  私たちが怒りを表現するのを恐れるのは無理ないですよね!このような反応はあなた個人にとっても、あなたの人間関係にとっても自己破壊的で非効果的です。このような反応はあなたの感情に対する責任をとることの助けにはなりません。怒りを表現する間接的な方法は、非常に多くの身体的・精神的エネルギーを消耗しますから、直接怒りに直面する方がいいでしょう。また、怒りが抑圧されたり、間接的に表現される方がオープンに表現されるよりも、結局は、人間関係をもっと傷つけることになってしまいます。怒りについて考える(そして、対処する)新しい方法を開発することが重要です。

 まず初めに、私たちは以下のことをする必要があります:
私たちの怒りに気づき、受容する 私たちがそれを感じることを許可する その怒りを表現しても私たちが大事にしている人間関係が傷つかないような方法を学習する 怒りが代表している、その下にある感情に焦点を当てる  来月はI-メッセージについて、もっとやりましょう!

HAPPY VALENTINE’S DAY!

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[ニュースレター] 2006年1月号

─2006年1月号─「新年、新習慣」

L.E.T.ワークショップ修了者の方へ

 アクティブ・リスニング…I-メッセージ…問題の所有権…メソッドⅢ…行動の窓…私たちは皆、これらを全て学びました。でも、使っていますか?これらはもう、『習慣』になりましたか?

 このEメール・サービス(修了者コネクション)の目的は、皆さんが学習したスキルを習慣にするのを支援し、奨励することです。これは、実際にあった、あるスーパーバイザーのストーリーです。彼は、アクティブ・リスニングを習慣にし、それがどのように彼自身、そして彼のチームメンバーを助けることになったかの話です:

 「何年も私の問題の一つは、あなたが私に話しかけてきた時、その話に耳を傾けないことだと感じていました。私はリスニングを学習しました―――あなたにどう答えようかと前もって試したり、考えたりしないことを学習しました。私は前もって回答を試したり、考えたりということをよくしていました。結果、何が起こったかといえば、私は時々間違った問題を解決していたことに気づいたのです―――あなたがまだ話も途中なのに私はもう答を持っていました。それは答ではありましたが、あなたを悩ませていた問題の答ではありませんでした。これからは、誰かが問題を抱えて入ってきた時、私は単に自分の考えを遮断して、相手の話を聴き、時としてメモをとったりします。」

 私たちは皆、対決的I-メッセージが使うのには最も難しいスキルでありうることを知っています。スキルが必要であるのみならず、ここで修了者の1人が述べているように勇気が時として必要となります:

 私は一緒に働く近しい人に時として不満やイライラ感を抱いていました。しかし、私は相手に私の気持ちを知らせる代わりに、黙ってその状況に耐えていました。この新しい年が明けて、私の人生で上手く行っていなかったことを変えるモチベーションと勇気が沸々と沸いてきました。そして、その会社の同僚はそのリストの一番上に載っていました。相手がどう反応するかに関しての私の心配や恐怖は根拠のないものでした。私が経験したのは、彼がその状況に私と同じように不満であったということ。そして、私がその状況を変えたいと聞いて彼は安堵の表情であったということです。私たちの人間関係は損なわれないで、以前よりも良くなったようです。私が再度学習したのは、家庭であっても、職場であっても、人がある状況に不満を持っている時には、相手もその状況に不満を持っている可能性が高いということです。誰かが真っ向から問題に取り組む時、個人として関わっている双方に安心感をもたらします。そして、その時初めて、二人の人間関係は発展するチャンスを得るでしょう。それは何と素晴らしい気持ちでしょうか!

 次のニューズレター―――他のゴードン・モデルのスキルを習慣にする。それまで、お元気で、ごきげんよう。:)

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