[ニュースレター] 2026年3月号

─2026年3月号─「あなたはグループを育てていますか?それとも壊していますか?」

Date: February 4th, 2026 | BY Michelle Adams

 

 私たちは人生の大半を「グループ」の中で過ごしています。仕事をするとき、礼拝をするとき、遊ぶとき、学ぶとき――私たちは常に集団の中にいます。そして、良くも悪くも、どんなグループにもリーダーが必要なようです。

 

 しかし、リーダーという存在は、そのグループを育てることもできれば、壊してしまうこともあります。そのリーダーがあなた自身である場合もあれば、上司であったり、あるいはあなたが一緒に働いている人で、どう言えばいいでしょうか……あまり“人に関心のあるタイプ”ではないと感じるような人の場合もあるでしょう。(そうです。これは典型的な レッテル貼り(GLOP) です。)

 

 リーダーの態度や行動は、チームのパフォーマンスに影響を与えます。それだけでなく、メンバーの貢献、アイデア、エネルギー、関与の度合いにも影響します。教師、管理職、スーパーバイザー、委員会の議長、コーチ、マネジャー、宗教的リーダー、政治家など、私たちは誰もが経験的に知っています。

 

 多くの人が、ある日突然グループを率いる立場に置かれます。ほとんど、あるいは全くリーダーシップのスキルがないままにです。

 

 よくある話ですよね?技術的には優秀でも、人を導くことができない人が昇進してしまう――そんな状況です。

 

 たとえば親になることも、子どもとの関係において「リーダー的立場」になります。教師もまた、教室の生徒たちを導くリーダーです。委員会やタスクグループの責任者に選ばれる人、ボランティア団体の会長に選ばれる人、キャンプのディレクターになる人――私たちは皆、人生のどこかでリーダーになります。

 

こうした数えきれないリーダーたちの中で:

 

-本当にやりがいがあり充実した仕事だと感じている人はどれくらいいるでしょうか?

-新任リーダーとして「うまくやれている」と正直に言える人はどれくらいいるでしょうか?

-抵抗、反発、悪意ある従順、敵意、沈黙、冷たい態度に直面する人はどれくらいいるでしょうか?

-そして最後にはこう言ってしまう人はどれくらいいるでしょうか?

「前の仕事のままでよかった。管理職は自分に向いていない気がする。」

 

 もしリーダーであることが完全にフラストレーションのたまる経験になってしまうとしたら、それはほとんどの場合、そのリーダー自身の「非効果的な行動」が原因です。

 

 そして、ほとんどの人が「どうやってリードするのか」「どうやってマネジメントするのか」「どうやってコーチングするのか」について、具体的な訓練を受けたことがないのですから、難しく感じるのも当然です。リーダーであることが、苦しく、消耗し、失望につながりやすいのは理解できます。

 

 研究によれば、リーダーが失敗する主な理由のひとつは、「他者と密接に協働することが求められる立場に昇進する」ことです。しかし私たちは幼い頃から、両者のニーズを満たす問題解決、共感をもって聴く(アクティブ・リスニング)、尊重をもって対決する、信頼関係を築くといったスキルを学んできたでしょうか?

 

 良い人間関係とグループ中心のチームを築くための本質的スキルが訓練されていないと、リーダーはメンバーの創造性を引き出すことができません。協働的で、尊重があり、信頼できる関係を築く方法を知らないために失敗してしまうのです。

 

 だからこそ、コミュニケーションと対立解決のスキルを学ぶことは不可欠です。組織の中で影響力を持つ立場にいる人、あるいはもっと簡単に言えば「人間関係のスキルを高める必要がある人」にとって、これは必須です。以上です。

プログラムに関するご質問など、お気軽にお問い合わせください。

セカンド・ウィンド株式会社

〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-8-10-601 エスタシオン高円寺

[ニュースレター] 2026年2月号

─2026年2月号─「“~ということですね”と言い続けていることに疲れてしまった?」

Date: January 8th, 2026 | BY Michelle Adams

 

あなたは、あの表情を知っていますよね。

 

相手が、あなたのアクティブ・リスニングに対して、いつもの「つまり、〜ということですね…」のような返しを聞いたときに見せる、あの表情です。

 

その瞬間に、目をクルッとされて、深いため息までつかれることもありますよね。

 

えっ?!あなたはただ相手の話を聴こうとしているだけで、新しいリスニングのスキルを試しているだけなのに…。ですよね。

 

では、そうした反応が返ってくるとき、何が起きているのでしょうか。いくつかのことが考えられます。

 

  1. アクティブ・リスニングを使うタイミングが違っている。つまり、相手の行動があなたの受容ラインの下にあるのに、あなたが対決することへの苛立ちや恐れを隠して、聴くことでごまかしている場合です。本来ならI-メッセージを送るべきところで、リスニングで覆い隠してしまっているのです。人はその「自己不一致」をすぐに感じ取ります。「共感」を装った聴き方に、相手は違和感を覚えるのです。

 

  1. 毎回同じ言い回しで始めている。もう一つの理由は、あなたがアクティブ・リスニングをするたびに「つまり、〜ということですね…」から始めてしまうために、相手が「また来たよ…アクティブ・リスニングを使ってくるぞ」と思ってしまうことです。

 

もしあなたの意図が純粋に相手を聴くことであり、相手の行動が受容ラインの上にある場合には、多くの人は多少ぎこちないリスニングでも大目に見てくれます。たとえ少しロボットのように聞こえたとしてもです。

 

そして、もう一つのコツがあります。それは相手にこう伝えることです。「もっとはっきり伝えられるようになりたくて、コミュニケーションを改善したいと思っているんです。今、新しい聴き方を練習しているので、ちょっと試させてくださいね。」

 

アクティブ・リスニングは秘密にするものではありません。特に学び始めたばかりのときは、自分が何を試しているのかを相手にも共有するとよいのです。

 

では、ここからアクティブ・リスニングを始めるための(願わくば)役に立つヒントです!

 

…ちょっと待って…その前に、いくつかのリマインダーです。

 

  1. 相手の基準枠に入ろうとすること。相手の感情や経験を理解するには、その人の「個人的な基準枠」に入ろうとする努力が必要です。もちろん、あなたがその人になることは不可能なので、できるのは「近づこうとすること」だけです。

 

  1. アクティブ・リスニングは暫定的であるべき。そのため、アクティブ・リスニングの返しは「断定」ではなく、「暫定的」である必要があります。確認は送り手(sender)に委ねるのです。

 

相手のメッセージをかなり追えているときに役立つ言い方。相手があなたのアクティブ・リスニングを受け入れているときには、次の表現が役立ちます。

 

  • あなたは…
  • あなたは〜と感じているのですね…
  • 〜ということのようですね…
  • あなたの視点から見ると…
  • あなたにはこう見えているのですね…
  • あなたは〜だと信じているのですね…
  • あなたは〜な気持ちなのですね(怒り、悲しみ、喜びなど)
  • 私にはあなたが〜と感じているように聞こえます
  • あなたが言っていることはこういうことですね…
  • あなたの意味は…

 

相手のメッセージをつかみにくいときに役立つ言い方。あなたが相手のメッセージをうまく理解できないとき、または相手がアクティブ・リスニングをあまり受け入れていないように見えるときには、次が役立ちます。

 

  • もしかすると…
  • はっきり聴き取れていないかもしれませんが…
  • 間違っていたら訂正してくださいね…
  • 私にはこう聞こえたのですが合っていますか?
  • 〜という可能性はありますか?
  • たぶんあなたは〜と感じているのかもしれません
  • 理解できているか確認させてください…

 

この内容が少しでも役に立てば嬉しいです。そして、もしまだリスニングに少し不安があるなら…「つまり…」もう一度L.E.T.を受講するタイミングかもしれませんね…?

プログラムに関するご質問など、お気軽にお問い合わせください。

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[ニュースレター] 2026年1月号

─2026年1月号─「かなり抵抗していませんか?」

Date: December 4th, 2025 | BY Linda Adams


 職場での人間関係において、あなた自身が抵抗的になったり、防衛的になったときの不快感、そして相手からそのような反応を聞いたり感じ取ったりしたときの居心地の悪さを、きっとご存じのはずです。脅かされていると感じるとき、抵抗や防衛は最初に生じる自然で、ある意味では避けられない反応です。

 新しいアイデアや異なる価値観に抵抗したり、不快なフィードバックを遮ったり、自分の立場を守ろうとしたりするのに、どれほどのエネルギーを使っているかを考えると、きっと驚くでしょう。こうした反応は非常に自動的で、深く根付いた習慣であるため、自分が防衛的な姿勢にいることすら気づかないことが多いのです。

 <他者の抵抗に向き合う>

 あなたの自己開示(self-disclosure)が受け入れられ、歓迎されることもよくあります。

 しかし、あなたの I-メッセージが、相手に抵抗や防衛的な反応を引き起こすこともあります。たとえば、家庭で、職場で、または食事会の席で何かアイデアや信念を表明した際、批判や拒絶、評価のまなざしが返ってくることがあります。

 あるいは、あなたが配慮をもって、そして正当な理由で「ノー」と伝えても、相手から怒りや失望の反応が返ってくることもあります。つまり、あなたの自己開示が、相手に不快や非受容の感情を引き起こすことがあるのです。

 例えば、こんな反応があります:

    • 「私はそんなことしていない!」
    • 「話し合いたくない。」
    • 「なんで今それを言うの?もうストレスでいっぱいなのに。」

 このような反応を受けると、あなた自身も防衛的になり、同じように反応したい誘惑に駆られます。しかし、私たちは皆それを経験しており、それがうまくいかないこともよく知っています。やがてやり取りはエスカレートする口論となったり、あるいは冷たい沈黙のまま会話が途切れたりします。こうなると、問題は解決されないばかりか、人間関係が傷ついてしまいます。

 <自分の中の抵抗を受け入れる>


 自分が防衛的になっている、抵抗していると認めることは、多くの場合とても難しいものです。それは弱さや脆さの表れであり、他者に見せたくない一面だと感じるためです。だからこそ、「会議で自分の意見が挑戦された」「上司が自分に怒っている」「同僚がこの数日間、目を合わせてくれない」などの状況で、今、自分が脅かされていると感じていることを認めることに強い抵抗を感じます。

 この内側の抵抗は、「何かを変える必要があるかもしれない」という可能性を突きつけてきます。そして、その“何か”とは往々にして自分自身に関わることです。変化は未知のものであり、不安が伴うため、私たちはしばしば変化を拒みます。たとえうまくいっていない状態でも、慣れ親しんだ現状の方が安心に感じられるのです。「現状維持」の方が安全だと感じられるからです。

 しかし、抵抗の裏側にあるものを探ろうとせず、見つめようとしないことを繰り返す代償は、私たちが停滞したまま、なんとかやり過ごし、満たされない状態で生き続けることにあります。

 自分の抵抗を、避けるべき厄介な感情ではなく、「何かもっと深いものがある」というサインとして捉えられるようになるには、内面的な転換が必要です。抵抗を、自分の一部として自然なものと受け入れ、その奥にあるものを知ろうと自分を開いていく——それが大切なのです。

 <抵抗の手がかりとサイン>

 抵抗は、さまざまな形や強さで現れます。表立ってはっきり表現されることもあれば、間接的で分かりにくい形で現れることもあります。しばしば怒りとして表に出てくることもあります。しかし怒りは、より脆く vulnerable な感情を隠す「二次感情」である場合が多いのです。氷山の一角のように、見えているのは上の部分だけなのです。

 失望、恐れ、傷つきといった、より根本的な感情は水面下に隠れ、他者に見えないだけでなく、怒っている本人でさえ気づいていないことがあります。特に男性(一般的に言えば)は、恐れや傷つきなど“男らしくない”とされる感情を表に出す代わりに、怒りを表現することを学習してきています。

 抵抗は、こんな間接的な形でも現れます——

 「約束を“忘れる”」「“ミス”をする」「“偶然”の事故」「無力にふるまう」「混乱したふりをする」「否定する」「無視する」「ごまかす」「先延ばしする」「嘘をつく」「妨害する」「避ける」「引きこもる」「黙り込む」など。

 また、ボディランゲージのサインとして表れる場合もあります。顔が赤くなる、汗をかく、にらむ、目をそらす、そわそわする、険しい表情、身体を引くなど。こうした言語的・非言語的なサインは、相手または自分が抵抗を感じているシグナルです。これらに敏感になりましょう。

 <抵抗を活用する>

 他者に対して:

 相手が抵抗を感じているときに出すサインにもっと敏感になり、受容、共感、理解をもって聴くよう意識してみてください。

 受容をもって聴くことで、相手は自分の感情を吐き出し、その結果、抵抗の奥にあるものを探る余裕が生まれます。相手は自分自身について新たな発見をする貴重な機会を得ることができます。そして、あなたとの関係も強化されます。

 自分自身に対して:

 自分が何に対して抵抗的になったり、防衛的になったりするのかに気づくことが大切です。その内側からのサインを否定する代わりに、それを尊重し、注意を向け、耳を傾け、自分にとってとても価値のあるメッセージとして受け止めてください。それは古いパターンに挑戦し、自分にとって本当に大切なことを学び、自分がなりうる姿に近づくためのチャンスを与えてくれるのです。

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