─2024年2月号─「チャットGPT、メールを書いてください...」:AIは職場の対立にどのように役立ちますか?⑥」
Date: August 9th, 2023 | BY Denise Montgomery
(前号よりつづく)
実験の結果
AIが組織のコミュニケーション・ワークフローの新しいツールである場合、魔法のように箱から何でも出てくるなどという期待はしないでください。新しいアシスタントと同じようにトレーニングする必要があります。しかし、(マーク・トウェインのように)あなたが短い手紙も書く時間がなく、必然的に(混乱を招くであろう)長い手紙を書くことになった場合、このツールをあなたの最初のドラフト・ツールキットとして追加しても良いかもしれません。
また、AIがいきなり本番に対応できることを期待しないでください。結果を出すためには、世話をし、トレーニングをし、フィードバックをしながら、少しばかりの前進と後退を繰り返すことが必要です。AIアシスタントを慣れさせることは、新しい人間をチームに連れてくることと大差はないのです。マシン・インテリジェンスは学び取るのは早いですが、人間の専門知識とガイダンスが必要になります。
AIは膨大な量の(効果的なものもあれば、そうでないものもある)原文を元にトレーニングされています。ユーザーからのスキルに基づくプロンプトと修正がなければ、自然にL.E.T.のスキルを用いて話すことはできません。現時点では、その完全で建設的なコミュニケーション・スキルセットは人間の手に委ねられています。
私たちはあなたが自分でメッセージを書くのをやめるように提案しているわけではありません。
しかし、ご自身で試験運用してみるのも楽しいかもしれません。もし実験試験運用するならば、ぜひ私たちに結果をお知らせください。
オープンに、柔軟に、情報収集を欠かさず、連絡を取り合いましょう。
(終わり)
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