[ニュースレター] 2012年12月号

─2012年12月号─「あなたはオープンで正直な人間関係を望んでいますか?」

L.E.T.修了者の方々へ

ほとんどのリーダーはこの質問に素早く肯定的な返事をするでしょう。なぜなら、少なくとも理論上はオープンで正直な人間関係はほとんどの人が理想的だと考えるゴールだからです。しかし、ほとんどの組織においてリーダーとグループ・メンバーとのオープンで正直な人間関係は皆無です。リーダーは『上司役』を演じ、グループ・メンバーは『部下役』を演じます。

船の船長は嵐が来ていても全て制御されていると見せなければなりません。上司は見かけ上、クールで落ち着いていて冷静でいなければなりません。リーダーは命令を下し、人々に何をすべきかを伝えます。リーダーは恐怖をシェアしたり、自分のミスを認めたりしてはいけません。リーダーは自分の人間の弱さを隠します。

社員は命令を受け入れ、上司のアドバイスを受けます。社員は上司を批判せず、上司の判断に疑問を持ちません。自分の感情を隠してミスを隠します。正直であることは危険すぎます。アサーティブであることはおこがましいのです。

中西部にある大きな化学薬品会社の技術者が自分のゴードン・モデルのトレーナーに以下の件について話しました。『ほとんどのスーパーバイザーは少し頭がよくて自分の仕事にプライドを持っており、よりアグレッシブなのでスーパーバイザーになったのです。彼らの文化でこのことが意味するものは、その単語『上司』の言葉通り、既に上司であるということです。そして、上司はある一定の行動をとります――例えば、他の人に意見を仰ぐことは絶対にしません。上司は人に指示します。上司は生産を上げること以外に関心がありません。文化的にそのような行動が奨励されます。スーパーバイザーになるために一生懸命働く理由は、上司になるためです。一部のスーパーバイザーは『自分の権力を人とシェアしたくない』と言うでしょう。

リーダーが権力を使うのを止めて、対立をNo-Loseメソッドを使って解決しようとする時、人は役割や仮面を取り外すでしょう。上司が本気で社員が満足する対立解決策を望んでいると社員の側が気づくと、社員はオープンに、そして正直にそれらのニーズを表現し始めます。対立によって社員が負けるような決定に終わらないと社員が確信する時、彼らは本当の気持ちを上司にぶつけて対決することを恐れなくなります。それは逆にも作用します。リーダーは社員に対してよりオープンで正直になります。

メソッドⅢは新しい基準をリーダーとメンバーの人間関係に導入します。対立の状況下で打ち解けて防衛を解いても安全です。なぜなら、関係している全ての人が受容できる解決策が最終的に見つかるからです。
あなたがメソッドⅢを使うなら、権力主義的リーダーに対してはほとんど表現されない感情、批判、苦情が聞けます。あなたはその準備ができていますか?あなたが他の人にどのように見られているか聞く用意はありますか?保身や報復をしないで人から批判を受け、あなたの考えや意見に反対する人を受け入れることができますか?

プログラムに関するご質問など、お気軽にお問い合わせください。

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〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-8-10-601 エスタシオン高円寺

[ニュースレター] 2012年11月号

─2012年11月号─「アクティブ・リスニングの原理?」

L.E.T.修了者の方々へ

リーダーが有能なアクティブ・リスナーになる努力をする理由は、個人対個人でのコミュニケーションでの誤解を回避したり最小限にしたりすることであればりっぱな理由だといえます。しかし、他の理由もやむを得ずあります。

ここ数十年間、心理学者たちが人間の中にある個人的成長やこころの健康を促す重要な要素を特定しようと試みています。

このような研究は当初効果的なプロフェッショナル支援組織(カウンセラーや心理学者)の特徴や行動を特定することに焦点を当てていましたが、最終的には効果的な教師、効果的な結婚相手、効果的な親の個人的な資質を研究するに至りました。ある人がもう一方の人の成長や精神の健康を促すような人間関係では、少なくとも2つの要素が必要であるという、どちらかというと結論に至る証拠が現れてきました。それは共感と受容です。

共感は相手の立場に立って考え、『その人が感じている世界』――その人が現実をどのように見ているか、そして物事をどのように感じているかを理解する能力です。アクティブ・リスニングはまさにこの機能を果たします。人が共感的に理解されたと頻繁に感じる環境は、その人のメンタル・ヘルスと個人的な成長全てに貢献します。このような環境は人のニーズを満たす結果につながり、問題解決を促すので人の成長に貢献すると思います。人が問題を解決し、ニーズが満たされる時、その人は解放され、マズローのピラミッドの更に高いレベルのニーズへと上がっていきます。達成感と自己啓発を見つける新しい方法を発見します。

覚えていると思いますが、受容は相手がしていることについて良い感情を抱くことです。『受容できる行動』は行動の窓の上のエリアに属します。

明らかに私たちは受容できる行動を変える必要はありません。その時の相手をあるがままに受け入れることができます(行動が私たちのニーズを満たすことを邪魔することはありません)。パッシブ・リスニング、承認の応答、そして特にアクティブ・リスニングは受容したということを伝える言語的応答(手段)です。なぜなら、それらは明確にそれを伝えるからです。

・  あなたが何を感じているかわかります。
・ あなたが今どう見ているか理解できます。
・ あなたの今、あるがままを見ています。
・  興味がありますし、心配しています。
・  あなたが今どんな立場にいるか理解しています。
・  あなたを変えようと望んではいません。
・  あなたを批判したり評価したりしません。
・  私は批判しませんから、怖がる必要はありません。

パッシブ・リスニング、承認の応答、アクティブ・リスニングとは対照的に、その他の一定のメッセージは通常、助けようとする人を変えようという聴き手の願望や意図を伝えます――その人の行動を一定方向に向かせる必要、あるいはその人に影響を与えて異なる行動をとらせようとするなどです。これらの反応は問題解決を遅らせたり、阻止したりします。ですから、私はそれらを・・・と呼んでいます。それは何だと思いますか??

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[ニュースレター] 2012年10月号

─2012年10月号─「そのアクティブ・リスニングっていうのを私に使わないで!」

L.E.T.修了者の方々へ

誰かがあなたにそんなことを言ったことがありますか?あるいは、あなたが誰かにそんなことを言ったり、言いたくなったりしたことがありますか?

私が先週フィーニックスで参加したL.E.T.養成講座では、このトピックがまたもや持ち上がりました。話を聴こうとすると、どうして人はこのような反応をするのでしょうか?

いくつか理由があります。例えば、スキルを丁度学んだばかりの人が試してみようとしている時。聴き手の心が本当に聴こうという気持ちになっていない時、相手にそれが伝わってしまいます。稀に、相手が問題について話したくない時にも反発を買います。

最初の例を見てみましょう。あなたは丁度ゴードン・モデルのコースを受講したばかりだとします。(L.E.T., the Conflict Resolution Workshop or Synergistic Selling) そこで、あなたはアクティブ・リスニングの方法を学びます。少なくとも要点はつかんだと思っています。少し緊張しまつつも、試してみようと心待ちにします。そして試してみます。最善を尽くします。相手が問題を持つとあなたに知らせてきた時、そのシグナルに気づきアクティブ・リスニングをしようと決心します。最大のチャレンジはあなたの心に湧き上がるロードブロックを回避することです。あなたは必死にロードブロックを使いたい衝動を抑えます。ぎこちなさを感じながらも相手の感情に耳を傾け理解しようとします。

相手はあなたを変だなぁというように見て言います。『そうじゃないの。私はそんな風に感じているのではなく、それは…な感じなの。』とか、『あなたは私が言っていることをどうしてオウム返ししているの?』と聞いてくるかも知れません。あるいは、『私にアクティブ・リスニングを使わないで!』と返されるかも知れません。

それで?これが2-3回起こると、ある人は失望し、時にはアクティブ・リスニングが使えない、少なくとも自分には…と思ってしまうでしょう。

最初はアクティブ・リスニングを自然に滑らかに行うことが難しいものです。ワークショップで習った学習の段階の図を思い出して下さい。最善でも『意識していればスキルが使える』あるいは『意識しているがスキルが使えない』に近いレベルでしょう。新しいスキルではそうであるように、アクティブ・リスニングが上手くできるようになるには、練習と経験がたくさん必要になります。古い習慣を断つのみならず、役に立たない、ダメージを与えるような応答を避け、あなたの受容と共感を相手に伝える方法で応答する必要があります。それは当初は難題かも知れません。

しかし元気を出しましょう!アクティブ・リスニングはゴードン・モデルの中でも一番難しいスキルなのですから。そして、それは一番パワフルで重要な、そして最も役に立つスキルでもあります。あなたがこのスキルを身につければ、あなたとあなたの人生に関わる相手が――職場でも家庭でも――とても大きな利益を得るでしょう。

アクティブ・リスニングは最も重要なスキルで、あなたとシェアしたいコツや洞察がまだたくさんありますから、このトピックをいくつかに分けて紹介したいと思います。ですから、来月もこのトピックでお届けします。

質問などあれば、送って下さい。喜んでお手伝いします!

ありがとうございました!

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[ニュースレター] 2012年9月号

─2012年9月号─「ビジネスのコレスポンデンスでゴードン・モデルを使う」

L.E.T.修了者の方々へ

L.E.T.で学ぶスキルは口頭でのやりとりを前提にデザインされています。行動の窓、アクティブ・リスニング、メソッドⅢ、I-メッセージは全て、日常生活で実際にどの言語を使おうと非常に上手く行きます。それら、同じスキルを文面によるコミュニケーションに応用することは難しくありませんが、少し配慮が必要です。日本の主要都市や他の小さな街でもほとんど毎日繰り返される現実のシナリオを考えてみましょう!
 
日本の主要都市の周りには多くの住宅街があります。そこには日常のニーズを満たすための小さなビジネスが多く存在しています。しばしば起こるのは、ビジネスが閉じる、土地が売られる、新しいオーナーが大々的な改築プロジェクトを開始する等々です。このような場合、周囲でビジネスをしている人にお知らせするのが慣習です(皆がそうするとは限りませんが!)。お知らせする時には短い、単刀直入のお知らせを郵便受けに入れます。このような内容です。
 
 
 
 _______様、
 
前略
 
中華料理店のビルの改装工事は月曜日に開始し、1ヶ月かかります。ご不便をおかけして申し訳ございません。
 
草々
 
もちろん、このように簡潔なお知らせをもらって嬉しい訳がありません。情報は完璧で正確ですが、近隣のビジネス・オーナーが日常生活への混乱をどのように感じているかに対する配慮が全くありません。改装工事が近々行われることを近隣の人々に知らせているという意味で、このお知らせは社会的および法律的な義務を果たしてはいますが、彼らの不安を和らげるものではありません。
 
代わりにI-メッセージを使ったらどうでしょうか。L.E.T.ワークショップの最終日に学んだ行動の窓の問題のないエリアにあなたのワークグループをキープする方法です。その時のI-メッセージにとても似ています。
 
 
_______様、
 
前略
 
私どもの子供服店をオープンさせるにあたっては、中華料理店のビルの改装工事が必要です。この改装工事は1ヶ月かかります。皆さまの日常生活に多大なるご不便をおかけすることは重々承知しております。この工事によってもたらされるご不便に対し、深くお詫び申し上げます。皆さまのビジネスへの影響を最小限にする努力をさせていただきますが、改装工事にともなう騒音が発生したり、車両、工事現場の作業員がエリアを行きかったりします。ご迷惑をおかけすることをお詫びするとともに、私どもがこの地元のビジネス・コミュニティに参加するためには必要なステップであることへのご理解をお願い申し上げます。
 
皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
 
草々
 
L.E.T.で学んだスキルに基づくビジネス・コレスポンデンスは作成するのに少し長くかかりますが、できれば大きな恩恵を受けます。難しい問題をスムーズにしたり、日常の紛争を解決したり、健全なビジネスを構築し、維持するのに不可欠な重要な人間関係を守ります。

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[ニュースレター] 2012年8月号

─2012年8月号─「あなたの意図は一体何ですか?」

L.E.T.修了者の方々へ

先日、私は突然自分が鬱であることを認めざるを得ませんでした。私は、何と言いますか、とても怖気づいていました。私にとって、誰かにリーチアウトして『助けて』というのはそんな簡単ではありません。しかし、そうしなければならないと気付きました。何が私を助けてくれたと思いますか?当ててみて下さい。そうです。アクティブ・リスニングです。

さて、私はこのスキルについて既にたくさんのことを書いてきましたが、いつもよりはるかにこのスキルのとりこになっています。ほとんどの人にとって最も難しいスキルです。10月にサンディエゴで行われる特別なL.E.T.トレーナー・フォーラムにおいてトレーナーが一番にディスカッションしたいトピックであると挙げています。

横道に逸れましたが、助けが必要という話でしたね。私を助けてくれる人が私とは反対側のソファーに座り、一時間ほど私の話にアクティブ・リスニングをしてくれました。7-8回ほど2-3分の沈黙もありました。彼女は、「何か話したいことが他にあるのでは…?」とは言いませんでした。

その時、沈黙は金なりでした。私は彼女に何か言わなければ、彼女のペースで自分の問題を動かさなければというプレッシャーは感じませんでした。それは私のため、私のペースで、私の時間を私のアジェンダで過ごすものでした。彼女は私のためにそこにいてくれました。私を私でいさせてくれたのです。
(後で、私たちは訊き手としてこのセッションは彼女にとってどうであったかを話し合いました。彼女は以下のようにシェアしてくれました:『静かな時間を『パッシブ・リスニング』と呼んではいますが、私にとってそれは全然パッシブではありませんでした。沈黙の時、私は自分の舌を15回ほど噛みました。あなたの助けになると思われる質問やアイデアについて私は考えましたが、「いいえ!沈黙を破る誘惑を耐えなさい…今ここで彼女とともにいるだけにしなさい」と自分に言い聞かせました。』

アクティブ・リスニングの父であるカール・ロジャーズが言ったことを調べてみて下さい。『私たちが理解して聴く時、本当のコミュニケーションが起こり、批判する傾向が回避されます(『ロードブロック』を参照のこと)。これはどういう意味でしょう?それは他の人の観点から表現された考えや態度をみて、それは彼らにとってどう感じているのかを感じ、彼らが話していることについての基準枠を獲得することです(カール・ロジャーズの著書On Becoming a Personより)

私にとってどんな効果があったでしょうか?私を押しつぶしてしまいそうな問題に悩まされていたモヤモヤがなくなったのです。自由で、解放され、その日の終わりには新しい、創造的なプロジェクトや色々なことについての解決策まで考えられるようになっていました。アクティブ・リスニングの前と後とでは本当に驚くべきショッキングな効果でした。

L.E.T.のマスター・トレーナーであるBud Upshawに訊いたら(ヘルパーは)「”私のここでの意図は何ですか?”と自問してみなさい」と言われました。

ヘルパーの意図は私を助けることでした。ヘルパーにとってうなづけることでも、すぐに会話をヘルパーの思い通りに進めないことでした。意図は私が自分で問題に取り組み、解決するのを助けることでした。

「職場にそんなヘルパーがどこにいるの?」とか、「誰かのためにアクティブ・リスニングする時間はない」とか、「人の話を聞きたくないならどうするの?」とか言われるかもしれません。
そのような質問の答えをリストアップしてみました。

1.     職場で一番の聴き手であろう人を選び、守秘義務を守ってもらえるか訊いてみます。ランチに誘ってあなたと時間を過ごしてもらいます。
2.     時間がない?他の人の同じ問題で時間をどれくらいとられていますか?10分時間をとって彼らの話に耳を傾けるなら、お互いにとっていい結果になるのではないでしょうか?
3.     聴きたくない?そのような時は止めておきましょう。その気もないのに「あなたが言わんとしているのは…」などというたわごとは誰も聞きたくありません。時間があって、受け入れたいと感じている時にしましょう。最後に、信条の最初の言葉を覚えていますか?『あなたと私は、私が尊重し維持したいと考える人間関係にあります。』 ある意味、職場の同僚も尊重したい人たちではないでしょうか。アクティブ・リスニングで共感を示すことは『人に変化や学習をもたらす最も納得できる要因』です(カール・ロジャーズの著書A Way of Beingからの逸品です)。

来月は、現実に対立に対処する方法を2つ紹介します。では、皆さま、夏をエンジョイして下さい。

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[ニュースレター] 2013年7月号

─2013年7月号─「ちょっと待って…今、私にレッテルを貼った?」

Date: July 8th, 2013

ゴードン・モデルのワークショップでGLOPが何を意味するか覚えていますか?忘れてしまった人のために申し上げますと、GLOPは “General Labeling Of People”です。つまり、人にレッテルを貼ることです。

以下のリストをご覧下さい。各文章には判断やGLOP(レッテル貼り)が含まれています。

1.        彼女は愛想がよくない。
2.        彼は疑い深い。
3.        彼は支配欲が強い。
4.        彼女は無責任だ。
5.        あなたは人と歩調を合わせるのが上手だ。
6.        彼女はちょっと知的すぎる。
7.        彼はチーム・プレヤ―だ。

実際に起こることとそれらの出来事に関するあなたの解釈には相違が存在します。人が出来事を観察し、推測し、解釈し、判断し、評価を下すのは自然なことで普通のことです。

しかし、多くの人は自分の解釈と状況の事実を混同してしまいます。ゴードン・モデルでは、事実に基づく会話を始めるように教えます。問題が発生している場合は特に。

GLOPの問題は、相手の意図や動機についていつもある程度推測が含まれることです—それは、相手の頭の中でのみ存在する何かのことです。相手の行動の解釈に関して熟練していても、私たちは相手が行動する理由については確実にはわかっていません。

このGLOPの危険の一つは、私たちは自分の解釈にとらわれ、コミュニケーションのより効果的な方法を見落とすことです。私たちは過去の出来事を変えることはできませんが、それらの出来事をどう認識し解釈するかを自由に選択することができます。

認識は私たちの人生で経験した全てのものによって影響されます。出生地、出身校、両親はどうだったか、宗教、教育等々。他人のアクションについて偏見や特定のビューを持ちやすくなります。

私たちのワークショップでは、あなたが実際に見た『相手がしたこと』、実際に聞いた『相手が言ったこと』を、それらの行動についてのあなたの解釈から切り離します。だからと言ってあなたの解釈が間違っているとかあっているということではありません。このように事実に基づくコミュニケーションを始めることの方がより効果的だということが私たちの結論です。

GLOPについて:
– GLOPは『真実』ではありません。それらは相手の動機や意図に関する推測です。
– GLOPは傷つきます。人はしばしばレッテルを貼られることを嫌がります。
– GLOPは私たちの人全体を観る能力を制限します。一旦、人をあるカテゴリ―に分類すると、その人の将来の行動を他の角度から見ることがより難しくなります。その人は固定概念化されてしまいます。
– GLOPは伝染します。あなたがGLOPを使うと、他の人もそうする可能性が高くなります。
– GLOPは『厄介』です。人が固定概念を振り払うことは時として難しいものです。
– GLOPは相手の将来の行動に影響を与えかねません。『自己達成的予言』。人はレッテルに応えるか応えないかのどちらかです。『もしあなたが私を泥棒扱いするなら、私はあなたから盗むしかないですね。』
– GLOPは人を防衛的にさせます。『それ、どういう意味?』とか、『具体的に何かした?』とか質問されるでしょう。

ここで、ちょっと面白い『テスト』です。職場あるいは家で、一時間の間にGLOPを何個耳にするか数えてみてください。GLOPを使った人に、その人がそのGLOPを思いつくきっかけになったもの(見たことや聞いたこと)が何かを訊いてみてください。その人は更に違ったGLOPを使ってくるでしょうけど、それを何度も聞き返して事実にぶつかるまでドリルダウンしてみてください。

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[ニュースレター] 2013年10月号

─2013年10月号─「今日のリーダーたちを明日へと導くのに必要なツール 」

今日のリーダーたちを明日へと導くのに必要なツール 

さて、皆さんは「ちょっと待って。私はリーダーではないから、これは私には当てはまらないわね。」と考えているかも知れませんね。私はここで以下の記事をご紹介して、その考えに反論してみたいと思います。

ある時、あなたが誰かを助けていたり、仕事の仕方を教えていたり、手順を説明していたり、誰かをメンターとして指導していたり、あるいは単に同僚を相手にチャレンジングなシチュエーションに陥っていたりして、I-メッセージで難しい会話をしなければならないとします。

私たちは皆、一日を通してさまざまな形で『リーダーシップ』の役割を担っています。ですから、リーダーシップの役割について共感するものがあれば、この記事を読んでみて下さい!共感できないとしても、頑張っている私を許してくださいね。

以下の記事は皆さまが参加されたL.E.T.ワークショップのプログラムを開発したトマス・ゴードン博士が書いたものです。記事の抜粋と全文をお読みになりたい方のために記事が掲載されているリンクを記載いたしました。役に立ちますし、洞察力に富んでいて、思考の糧となると思います。

リズ・カーターは職場の銀行で業務部のスーパーバイザーに抜擢されました。同じ頃、ウェイン・ハワードは彼の所属するサービス・クラブの社長に選ばれました。アンドレア・マーティンは遂に自分の会社の営業部門のバイスプレジデントになるという生涯の野望を成し遂げました。

最前線のスーパーバイザーとして6年間を製造会社で勤めた後、エリック・モリソンは工場長に昇格しました。アナ・ヴィテールは大学の生徒会長に選出されました。

彼らの友達は新しいポジションに値する仕事をしてきたと、お祝いの言葉を言ってくれました。一人の人はご主人に電話し、その良い知らせを興奮して話しました。もう一人は自分の家族を夕食に連れ出してお祝いしました。皆、自分たちが成し遂げたことに誇りを感じていました。皆、自分は『到達した』、『昇格した』、『頂点に上り詰めた』と内心思っていました。

これらはリーダーシップのポジションに任命される人の普遍的な反応です。彼らは、『自分はやった』と感じています。しかし、実際はリーダーシップの地位に到達した人は誰でも、まだ成功した訳ではありません。それは単にスタート位置に着いたに過ぎません。

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[ニュースレター] 2014年6月号

─2014年6月号─「生産的な仕事の時間の増やし方」

2014年6月10日

 さて、どうやったら生産的な仕事の時間を増やすことができるのでしょうか?ゴードン・モデルの世界では様々なスキルが選べます。色々な種類のI-メッセージ、アクティブ・リスニング、メソッドⅢの問題解決プロセス、そして特に次にお話しするものです。

 ゴードン博士の『行動の窓』を使って、私たちがこの窓のどこにいるのかに従ってどのスキルをいつ使うかを決めます。私たちは理想的にはこの窓の問題のないエリアで生活したいのです。では、どのようにこのエリアに留まったらいいのでしょうか?どのようにこのエリアを拡大し、できるだけ生産的でいることができるのでしょうか?

 このエリアにいる時に、そこに留まるように助けてくれるスキルがあります。それを試してみて下さい。

宣言的I-メッセージ: これはあなたの自己開示です。他の人に対してあなたの信じていること、考え、好きなもの、嫌いなもの、感情、反応、態度、意図を開示します。

例:1.「今日のスタッフ・ミーティングの進行具合が好きです。」2.「私は新しいコンピュータ・プログラムを習うのがとても楽しみです。」3.「やっとインセンティブ・プログラムができたことにわくわくしています。」

称賛をスキップしましょう!

 感謝のI-メッセージ: 感謝のI-メッセージは相手に対する評価や判断を回避します。このメッセージはあなたの感情と経験にフォーカスします。感謝のI-メッセージは相手の行動があなたに与えるポジティブな(肯定的な)感情やポジティブで具体的な影響を伝えます。相手の受容できる行動に対する感謝はI-メッセージの形を取ります。そうすることで、評価による称賛や操作的で不誠実な称賛を回避します。感謝のI-メッセージは自然で、自発的な表現でなければなりません。そのような表現は相手の行動を操作して、自分が望む行動にさせるために使われるべきではありません。

例:1.「配達スケジュールを手配してくれて本当に感謝しています。締切に間に合うと安心しています。」2.「ニューズレターの書き方が本当に好きです。特に私たちがどうやってお客様に接したらより良いかについて書かれた記事が。ご尽力いただき、ありがとうございます。」3.「会議で私のアイデアを支持してくれて感謝しています。それによって私の説明がし易くなりました。」

予防的I-メッセージ: 予防的I-メッセージは人間関係における対立を回避する方法の一つです。予防的I-メッセージはあなたが関わっている人たちに事前にあなたが何を必要としていて、彼らからどのような支援や協力が必要なのかを知らせます。予防的I-メッセージの裏にある理論は、相手があなたの必要としているものをはっきり理解しているなら、相手はあなたのニーズを満たすのを助けてくれるというものです。

例:1.「カンファレンスに行った時に準備が十分で不安がないように、カンファレンスで何をするのかを計画するためにあなたと会って話す時間を設定したいと思います。」2.「明日のプレゼンテーションの準備を終わらせるために今夜ラップトップを家に持ち帰らなければなりません。」3.「今日の午後は邪魔されないでお客様への電話に集中するために、私は自分のオフィスで仕事をしたいです。」

アクティブ・リスニング—これはもはや問題がある時だけのものではありません!

 以下に示すものは相手の行動が問題のない、生産的な仕事のエリアにある時に使えるアクティブ・リスニングの適切な使用法です。

1.  話し手のメッセージの意味をあなたがよく分かっていない時、あるいは相手がよく分かっていない時。(「あなたがおっしゃっていることを私が理解しているかどうか考えさせて下さい...」)
2.  話し手が理解されたと感じていない時。(「あなたにとっては...のように感じるのですね。」)
3.  あなたが話し手にあなたの理解や受容を示す時。
4.  2人以上の話し手のメッセージとそれらのメッセージの関係をグループに示したい時。(「どうやらあなたはスーザンの考えに同意しているみたいですね。更にあなたは私たちが...もすべきだと考えている...合っていますか?」)
5.  長くなった会話を一旦止めて、消化する時間を作りたい時。(「これ以上話し合う前に、あなたがここまで話してくれた内容を私が理解しているか確認させて下さい。私があなたを正しく理解しているならば、あなたは...と言っているのですね。」)
6.  相手の貢献を歪めるような根本的な問題や隠されたアジェンダをあなたが感じる時。
7.  新しいチーム・メンバーとお近づきになるため。しかし、このパワフルなツールが相手のプライバシーを侵害しないよう注意して下さい。また、同時に相手の自己開示に自分も同様に自己開示をするようにします。
8.  仕事への新規の応募者を面接する時。ここでも詮索は回避します。面接の目的はマッチングをすることで、決定するためにあなたが必要なデータを収集するだけではないことを忘れないように。ですから、あなたについても会社組織についても応募者が必要としている情報を提供しましょう。
9.  あなたが他の誰かの指示や命令を理解するため。
10. グループの考えをあなたが理解したかどうかを検証するために、グループの決定をあなたが記録している時。

メソッドⅢを使っていますか?

 問題のないエリアで6つのステップは様々な方法で使うことができます。チームや職場のグループが問題について合意に至るように6つのステップを使うことができます。その中で代表的なものは: 1.問題を解決する(対立とは対照的に) 例:1.新しい商品ラインを開発し、テストし、締切までにマーケティングする。2.目標を設定し、それらを達成するためのプランを立案する。3.ビジネスを拡大するためのアイデアを練って、そのゴールを達成するための方法を計画する。
 
 皆様、6月のブログ/修了者コネクションはここまでです!お役に立てたら幸いです!

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[ニュースレター] 2014年5月号

─2014年5月号─「それで、あなたが言おうとしているのは...」

L.E.T. ワークショップ修了者の方々へ、

 あなたの行動の窓の一番上に相手の行動がある時にアクティブ・リスニングする方法であるとほとんどの方は気づかれているでしょう。

 アクティブ・リスニングに不慣れな人には役に立つ一方で(アクティブ・リスニングを試みるための時間稼ぎになります)、鬱陶しくもあります!どういう意味でしょう?あなたがもしこのオープナーや導入を頻繁に使うと、アクティブ・リスニングがロボット的あるいは型にはまったように相手には感じられるかも知れません。この方法が有効であるならばガッカリさせるつもりはありませんが、このオープナーや導入は飛ばして下さいと申し上げます。

 使いたいならば、バラエティに富んだ導入を使うようにと警告いたします。人があなたの意図(ß 重要です!!!)が助けることであるとわかっているなら、あなたが何回か躓いても許容してくれるはずです。人の感情や経験を理解するには、相手の個人的な基準枠に入る試みが必要です。しかしながら、あなたが相手になることは不可能ですから、その理解に近づくことがベストです。結果的にほとんどのアクティブ・リスニングの応答は暫定的で、確認は話し手に委ねます。
 
 アクティブ・リスニングをする際には表現にバラエティがあった方が役に立ちます。『あなたは...のようですね』など1つのフレーズを繰り返すことは、心からの応答・共感的応答ではなく機械的なテクニックを使っていると受け取られ、相手にとって鬱陶しく感じるものです。自分の認識が正確であると信じていて、話し手があなたのアクティブ・リスニングを受容している時に有効なフレーズは以下の通りです。
 
1.       あなたは...
2.       あなたは...と感じていますね
3.       あなたは...のようですね
4.       あなたの観点からは...ですね
5.       あなたにとっては...のようなのですね
6.       あなたに見えているのは...
7.       あなたは...と思うのですね
8.       あなたは...と信じているのですね
9.       あなたは...(感情を特定します。例えば、怒っている、悲しい、大喜び)
10.       あなたは...だと言っているように私には聞こえます。
11.       あなたが意味するところは...
12.       ...ということかしら
13.       あなたに言っていることを正しく理解したかどうかわかりませんが...
14.       もし間違っていたら言って欲しいのですが...
15.       ...ということは可能でしょうか?
16.       もしかしてあなたは...と感じているのでしょうか

 あなたが明確に認識できない時や話し手があなたのアクティブ・リスニングを受け入れてくれない時に役立つフレーズは以下の通りです。

1.       これがあなたの言おうとしていることですか?
2.       あなたは...ということは正しそうですか?
3.       あなたは...と感じているように見えますが

 そして最後に大切なことを言いますが、L.E.T.受講者から先日私が聞いたかっこいいフレーズです。『あなたの行動の窓から見えるのは...』

 もしアクティブ・リスニング、ゴードン・モデル等に関して質問があれば、いつでもご連絡下さい。

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[ニュースレター] 2014年4月号

─2014年4月号─「コミュニケーション、リスニング、対立解決などに役立つ7 つのブログと記事」

L.E.T. ワークショップ修了者の方々へ、

 皆様の住まわれている地域でも春が訪れ、すべてが順調に行っていることを祈願いたします 🙂
 
 今回のL.E.T.ワークショップ修了者コネクションはいくつかのブログや記事のリンクをご紹介しています。皆様に役立つ、興味深いものだと自信を持っています。
 
 こちらがリンクのリストです。
 
1. もっと効果的に対決する必要がありますか?そんなあなたにはこちらをどうぞ:
http://www.gordontraining.com/leadership-training/totally-mess-confrontation/

2. 問題がない時にアクティブ・リスニングを使う:
http://www.gordontraining.com/leadership-training/psst-active-listening-just-problems/

3. Win-WinはメソッドⅢと同じですか?:
http://www.gordontraining.com/leadership-training/isnt-method-iii-win-win/

4. より良いリスニングのための10個のヒント:
http://www.gordontraining.com/leadership-training/10-helpful-tips-better-active-listening/

5. あなたの人間関係のスタイルは何ですか?:
http://www.gordontraining.com/leadership-training/relationship-style/

6. 学習段階 – 新しいスキルを学ぶ時のヒント:
http://www.gordontraining.com/leadership-training/competent/

7. 最後に大事なことを言い忘れていましたが、私たちのL.E.T.ワークショップ修了者のためのモバイル・サイトもご覧ください。ゴードン・モデルのどのワークショップを取られたとしても、このサイトは役立つヒント、記事、クイズやビデオでいっぱいです:
http://mobile.gordonmodel.com/

 良い一週間をお過ごしください!

プログラムに関するご質問など、お気軽にお問い合わせください。

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〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-8-10-601 エスタシオン高円寺